クイーンズ伊勢丹横浜店巨大壁画オープンのお知らせ

 

2018年3月22日に、正式にクイーンズ伊勢丹横浜店がオープンし、巨大壁画も見られるようになりました。

早速オープン当日に横浜の知人たちが観に行って下さったようです。
巨大壁画はフードコード付近にあります。
そこに設置されているテーブルに座ってコーヒーや軽食を済ませるので、じっくりと壁画を見てもらえると思います。

その様子の写真を送って下さったので嬉しかったです。

テーマは「北アメリカ大陸にある、ジャズバーでワインを飲みながらジャズに酔いしれ、賑やかな喧騒の中での一時を」というものでした。

予算と日程の都合で、短期間で幅7メートル高さ180センチくらいの巨大壁画を仕上げなければならなかったので、その条件下でデザインを提案しました。

色数が多ければ多いほど時間がかかります。
なので、シンプルに4色に絞り、赤、青、黄、白に、線画の黒一色を付け加えた賑やかでジャズバーの壁画になりました。

とても楽しかったです。
思いの外作業が進んで、予定よりも四日も早く仕上げたので、他の仕事の打ち合わせ予定を入れまくることが出来ました。
おかげで他の仕事も進みました。

 

まちたびラヂヲにて個展の感想を紹介してくださいました

【まちたびラヂヲにて個展の感想を紹介してくださいました】

パーソナリティを務める佐々木美穂さんが先日、個展に来られました。
FBにて感想と写真をアップしてくださったにも関わらず、まちたびラヂヲにもご紹介くださいました。

その全てを古本さんが書き起こしてくださったので、ここにアップすることの許可を頂きました!

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=946443412197330&id=115109348664078
【まちたびラヂヲ】
毎週日曜日9:00 – 12:00
さくらFM
最も人気のあるラジオ番組です!

以下、全文書き起こし(注:長文です)
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私が行って来た個展のご紹介をしたいと思います。
志方弥公さんの展覧会が行われました。

志方弥公さんという方は、(漢字だけを見ると男性の様ですが)とっても可愛らしい女性の方で、タイトルが「色の演奏」ということで個展が開かれています。

開かれているのがポートピアホテルの中にありますポートピアギャラリーという所に於きまして行われています。
以前に(この番組に)ゲストでお越しいただいたことを覚えておられますでしょうか?
そして(古本さんが中心に行っている)南阿蘇鉄道の支援カレンダーを作っている1人でもいらっしゃるんですね。

私、この方の色使いが、とっても暖かくなるし、ウキウキするし、「(同じ色を使う、画家の方はみなさん色使いをされるんですが)こんな色の使い方があるのかな?」という素敵な色使いをなさるんです。タイトルを「色の演奏」と付けられたんですけれども、「演奏」って本当は音楽、耳から聞こえる物ですよね?
以前にもご紹介しましたが、志方さんって耳が聞こえない方なんですよ。ですけれど、その方がご自身の個展のタイトルに「色の演奏」って付けられたんですよ。本当に「魂が籠ってる」って感じがするし、「演奏」という言葉で表現なさった色使い、色から本当に音が聞こえそうな色使い、そんな感じがするとっても素敵な色使いなんですよ。

色使いは彼女の特徴ではあるんですけれども、私が本当に楽しかったのは、ご自分の中のキャラクターで「コットン」(←シロクマ君、と言ってますがw。おそらくラジオでリスナーが想像し易い表現として)、が必ず登場するんですね。可愛らしいキャラクターで、ご自身が小さい頃から音が聞こえない世界で過ごした中で、ご自分の中にキャラクターと話してらっしゃいました。

そのコットンが世界遺産を巡るというシリーズがありまして、8枚の絵ハガキにもなっていて、とっても可愛らしいんですよね。富士山をはじめ、エアーズロック、モアイ、それからニューカレドニア、エジプトなどを全世界をコットンが旅するんですよ。(絵の中に)必ずコットンがいます。それを探すのもとっても楽しみですよね。すごく素敵な「まちたび」になっているんです。

それから「夢のなる木」っていう作品がまず単品であるんですよ。大きな木が1枚描かれているんですが、パッと見た目はピンク色なんですよ。これがまた素敵な色使いでしょ? 木なのにピンクなんですよ。これ、なんでかっていうと、夢がなるんですよ。これと別に夢のなる木が並木になっていて、夙川の桜というより、私が応援している(福島県の)富岡町の桜を思い出すような、そんな桜並木に見える、夢のなる木の並木道なんですが、そのタイトルが「幸せはどこまでも」なんですね。これがまた、泣けるじゃないですか!

福島県富岡のみなさんね、まだまだ家に帰ることが出来ないで、街に帰ることが出来ないで辛い思いをされていらっしゃるんだけれども、「幸せはどこまでも」ってタイトルが付いていました。本当に泣けてきました。

なんか本当に弥公さんの作品が全て「まちたびラヂヲ」に通じているような感じがして、とっても素敵でした。

今回「新しい取り組み」なのかな? 神社にある鳥居をいっぱい描かれているんですけれども、これが朱い普通の鳥居だけじゃないんです。色んな、彼女の中の鳥居が描かれているんですが。私が思っている神様の捉え方と、志方さんの捉え方、おこがましいんだけど同じかな? っていう風な気がしました。私も(弥公さんも多分?)無宗教なんですけど、でも日本に住んでいて、鳥居という物とか、神社という物は身近にあって。神様を信じたいという気持ちもあって、何か見えない物に力に私たちは動かされているという気もして、その鳥居という物の先にはそういう力があるのかな、だろうと思っているのですが。その鳥居の表現の仕方が「そうか。私が思っていることを絵にしたら、こんな感じかな」というのが、ちょっと合った気がして嬉しかったんですよね。違ってたらゴメンなさい。
う~ん。凄く素敵でした。

そんな独特な表現が出来る方って、やっぱり羨ましいですよね。私なんか心の中で思っているだけで、モヤモヤしたままなんですけれども。カタチに出来るって素敵ですよね。
本当に素敵な個展を見て参りました。

もしみなさんも、機会があったら見てきて欲しいですよね。